ホームページ制作
要件定義・RFPテンプレート
【無料】
制作会社へ見積もり・提案を依頼する前に、 目的、対象ページ、必要機能、SEO、運用、納品条件までまとめられる無料テンプレートです。 Word版とExcel版を用意し、比較しやすいRFPの作り方も解説します。
RFPは「何を作ってほしいか」と 「何を提案してほしいか」を揃える資料
ホームページ制作で複数社へ見積もりを依頼するとき、 各社へ伝える条件が違うと、 金額だけでなく制作範囲もバラバラになり比較しにくくなります。
そこで、制作の背景、目的、対象範囲、ページ、機能、 デザイン、SEO、運用、納品条件、予算、スケジュールなどを 事前にまとめます。
すべてを発注者側で決め切る必要はありません。 分からない項目は 「未定」「提案希望」 と明記し、 必須条件と制作会社に提案してほしい部分を分けるのがポイントです。
Word・Excelテンプレートを無料ダウンロード
メール登録不要。 自社案件に合わせて編集し、 制作会社へのRFP送付や社内検討に利用できます。
Word版 RFPテンプレート
20セクションの記入欄付き。 案件概要から提案依頼・評価基準まで、 RFP本文をそのまま作成できます。
Word版を無料ダウンロードExcel版 要件・比較シート
要件一覧、ページ一覧、機能一覧、 4社比較の評価表を収録。 優先度や受入条件も管理できます。
Excel版を無料ダウンロードWord版は制作会社へ送付する提案依頼書として使えます。 Excel版では、要件一覧・ページ一覧・機能一覧を管理し、 制作会社4社まで同じ評価基準で比較できます。 両方をセットで使うと、依頼条件をより明確にできます。
RFP・要件定義・仕様書は何が違う?
Web制作では用語が混ざりやすいため、 資料の役割を分けて考えると作りやすくなります。
要件定義
完成するホームページに「何が必要か」を明確にする資料です。 ページ、機能、性能、運用、SEO、セキュリティなどをまとめます。
提案依頼書
制作会社へ「何を提案してほしいか」を伝える資料です。 案件背景、要件、提案内容、見積、体制、提出条件などを示します。
仕様・業務条件
制作会社に実施してほしい業務、 成果物、スケジュール、制約条件などを具体化します。
小規模なホームページ制作では1つのRFPにまとめても構いません。 ただし、サイトに必要な要件と、 制作会社へ実施してほしい業務を分けて書くと、 提案内容や見積範囲を確認しやすくなります。
RFPを作ると何が変わる?
見積条件を揃えやすい
ページ数、原稿、撮影、SEO、保守などの前提を揃えて 複数社へ依頼できます。
「一式」の中身を確認しやすい
どこまで料金に含むのか、 追加費用が発生する条件を比較しやすくなります。
提案の質を比較しやすい
価格だけでなく、 課題理解・情報設計・SEO・体制・保守など 同じ観点で確認できます。
社内認識を合わせられる
経営、営業、採用、Web担当など 関係者の希望を制作開始前に洗い出せます。
追加変更を減らしやすい
制作後半で「それも必要だった」と判明する項目を 早い段階で確認できます。
引き継ぎ資料になる
公開後も「なぜこの仕様にしたか」を確認する プロジェクト記録として使えます。
無料テンプレートに入れた20項目
ホームページ制作で抜けやすい内容まで 一通り確認できる構成です。
| No. | 項目 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| 01 | プロジェクト概要 | 案件名、担当者、RFP発行日、提出期限、公開日 |
| 02 | 背景・現状の課題 | 現サイト、課題、リニューアル理由 |
| 03 | 目的・ゴール | 主目的、副目的、KPI |
| 04 | ターゲット | 顧客像、地域、利用場面、利用端末 |
| 05 | 対象範囲・対象外 | 今回制作するもの・しないもの |
| 06 | サイト構成 | ページ、ページ数、URL・階層 |
| 07 | コンテンツ・素材 | 原稿、写真、動画、図版、移行 |
| 08 | デザイン要件 | ブランド、参考サイト、NG表現、レスポンシブ |
| 09 | 機能要件 | フォーム、CMS、検索、予約、決済、外部連携 |
| 10 | SEO要件 | title、description、canonical、サイトマップ、301など |
| 11 | アクセス解析 | GA4、Search Console、GTM、コンバージョン計測 |
| 12 | アクセシビリティ | 目標基準、対象範囲、検証方法 |
| 13 | 非機能要件 | 表示速度、ブラウザ、セキュリティ、可用性 |
| 14 | サーバー・ドメイン | サーバー、DNS、SSL、メールへの影響 |
| 15 | 運用・保守 | 更新担当、保守範囲、対応時間、月額費用 |
| 16 | 成果物・納品 | ソース、画像、マニュアル、アカウント、権利 |
| 17 | スケジュール | 工程、レビュー、社内承認、公開日 |
| 18 | 予算・見積条件 | 予算、内訳、追加費用、支払条件 |
| 19 | 提案書の内容 | 方針、体制、進め方、見積、実績 |
| 20 | 選定・評価基準 | 配点、質問方法、選定日、通知方法 |
RFPは4段階で作ると進めやすい
発注者が技術仕様まで決める必要はありません。 決まっていない項目を曖昧なまま残すのではなく、 「CMSは提案希望」 「サーバー移行の要否を調査して提案」 など、制作会社に判断を求める範囲を明記します。
ページ・機能・非機能要件を分けて書く
「ホームページをリニューアルしたい」だけでは 見積範囲が揃いません。 少なくとも次の3つに分けます。
ページ要件
何ページ作るか。 新規作成か移行か。 原稿・写真を誰が用意するかまで確認します。
機能要件
フォーム、CMS、検索、予約、決済、 会員、外部システム連携など 「できること」を定義します。
非機能要件
速度、アクセシビリティ、 セキュリティ、ブラウザ、 バックアップなど品質面の条件を記載します。
ホームページでも、 表示速度、バックアップ、セキュリティ、 対応ブラウザ、CMSの更新方法などは 完成後に決めるより、 発注前に必要水準を確認しておく方が 見積条件を合わせやすくなります。
制作会社には「作業」だけでなく「提案」を求める
- 現状課題をどう理解したか
- サイト構成・導線をどう設計するか
- SEO・検索流入をどう考えるか
- デザイン方針とその根拠
- プロジェクト体制と担当範囲
- 原稿・撮影・素材制作の進め方
- スケジュールとレビュー方法
- 公開後の運用・保守
- 費用内訳と追加料金の条件
- 類似案件の実績
要件を細かく指定しすぎると、 制作会社ごとの強みや改善提案が 出にくくなることがあります。
「絶対に守る条件」と 「より良い方法があれば提案してほしい部分」 を分けると比較しやすくなります。
価格だけでなく同じ評価軸で比較する
Excel版には4社を比較できる評価表を入れています。 初期設定では次のような評価軸を用意しています。
| 評価項目 | 重み | 見るポイント |
|---|---|---|
| 課題・目的の理解 | 20% | 自社の課題を具体的に理解しているか |
| 提案内容・情報設計 | 20% | ページ構成・導線に根拠があるか |
| デザイン・UX | 15% | 見た目だけでなく使いやすさまで考えているか |
| SEO・技術要件 | 15% | 検索・移行・速度・計測を考慮しているか |
| 体制・進行管理 | 10% | 担当者・レビュー・連絡方法が明確か |
| 実績・専門性 | 10% | 近い規模・目的の実績があるか |
| 価格・見積透明性 | 10% | 内訳・追加条件・月額費用が分かるか |
提案書を見てから採点軸を変えると、 印象の強い提案へ評価が引っ張られやすくなります。 自社にとって重要な項目の重みを 先に決めておくと比較しやすくなります。
RFPで避けたい7つの失敗
- 目的を書かず、作りたいページだけを並べる
- 「SEO対策一式」など範囲が分からない表現だけにする
- 原稿・写真・データ移行の担当者を決めない
- 現在のサーバー・ドメイン管理者を確認しない
- 公開日だけ決め、社内レビュー期間を入れない
- 追加費用が発生する条件を確認しない
- 価格だけで制作会社を比較する
特にリニューアルでは、 既存URLのリダイレクト、 Search Console・GA4、 ドメイン・サーバー・CMSアカウント、 記事や事例の移行範囲まで確認しておくと、 公開時のトラブルを減らしやすくなります。
テンプレート作成時に参考にした公式資料
デジタル庁|標準ガイドライン・実践ガイドブック
要件定義、調達仕様、提案依頼、
評価基準などを作成するときの考え方を確認できます。
デジタル庁 標準ガイドライン
IPA|ユーザのための要件定義ガイド 第2版
発注者・利用者側が主体となって
要件を明確にする考え方や、
要件定義の進め方を確認できます。
IPA 要件定義ガイド
IPA|非機能要求グレード関連資料
性能、可用性、セキュリティなど
機能以外の要求を考えるときの参考になります。
IPA 企画・要件定義関連資料
W3C|WCAG 2.2
Webアクセシビリティ要件を設定するときの
国際的な基準として参照できます。
WCAG 2.2
見積もり・発注前に使える関連コンテンツ
ホームページ制作のRFPでよくある質問
RFPは必ず作る必要がありますか?
小規模なホームページでもRFPは必要ですか?
専門用語が分からなくても作れますか?
予算はRFPに書いた方がいいですか?
Word版とExcel版はどう使い分けますか?
制作会社へ何社くらい依頼すればいいですか?
制作会社へ問い合わせる前に「比較できる条件」を作る
ホームページ制作では、 依頼内容が曖昧なまま複数社へ見積もりを取ると、 制作ページ数や原稿作成、SEO、保守などの範囲が 会社ごとに異なりやすくなります。
RFPでは、 目的・対象範囲・必須条件・提案してほしい内容 を先に明確にします。
そのうえで、 ページ一覧、機能一覧、非機能要件、 予算、スケジュール、納品条件を共有すると、 金額だけではなく提案内容そのものを比較しやすくなります。
Word版は提案依頼書、 Excel版は要件管理・制作会社比較として利用してください。
RFPを作る前に、
ホームページの要件から確認できます
ページ構成、機能、SEO、見積条件、 制作会社への依頼範囲など、 発注前に決めておきたい内容から確認できます。
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