WordPressで会社HPを作る
メリット・デメリット
|向いている企業も解説
会社ホームページを作るとき、 「WordPressが定番らしいけれど、本当に自社にも合うのか」 と迷う企業担当者は少なくありません。 更新性、SEO、拡張性だけでなく、 公開後の保守やセキュリティまで含めて判断します。
WordPressは「公開後も育てる会社HP」と相性がいい
WordPressの大きな利点は、 ホームページを公開したあとも 自社で情報を更新し、ページや機能を追加しながら育てやすいこと です。
お知らせ、施工事例、導入事例、採用情報、 ブログ・コラムなどを継続して発信したい企業には 有力な選択肢になります。
一方で、 WordPress本体・テーマ・プラグインの更新、 バックアップ、セキュリティ、 不具合発生時の対応などが必要です。
そのため 「WordPressだから良い」のではなく、 公開後の運用まで含めて自社に合うか判断する ことが重要です。
WordPressで会社HPを作るとは?
WordPressは、専門的なHTMLを毎回直接編集しなくても、 管理画面からページや記事を作成・更新できるCMS (コンテンツ管理システム)の一つです。
会社ホームページでは、 トップページ、会社概要、サービス紹介、 採用情報、お知らせ、事例紹介、 コラム、問い合わせフォームなどを WordPressで管理できます。
ここで重要なのは、 WordPressは「ホームページのデザインテンプレート」そのものではない という点です。
WordPressという管理システムの上に 「テーマ」でデザインを組み、 必要に応じて「プラグイン」で機能を追加します。 制作会社が独自にテーマや機能を開発することもあります。
WordPressという名称は、 レンタルサーバー等へインストールして利用する オープンソースCMSと、 ホスティング型サービスを指す場合があります。 会社ホームページを制作会社へ依頼する場面では、 前者を指して「WordPress制作」と呼ぶケースが一般的です。
WordPressで会社HPを作る8つのメリット
特にメリットが大きいのは、 「公開後もホームページを更新・改善したい会社」です。
自社で情報を更新しやすい
お知らせ、休業案内、採用情報、施工事例、 導入実績、コラムなどを管理画面から追加できます。 軽微な更新のたびに制作会社へ依頼する必要を減らせます。
コンテンツを蓄積しやすい
記事や事例を継続して追加できるため、 会社HPを数ページの会社案内で終わらせず、 情報資産を増やしていきやすい構造です。
ページ追加に対応しやすい
新サービス、店舗、採用ページ、よくある質問など、 事業の変化に合わせてページを追加できます。 公開後の拡張を前提にしやすいのが特徴です。
機能を拡張しやすい
フォーム、予約、SEO、バックアップ、 セキュリティなど、 必要に応じて機能を追加できます。 独自開発による拡張も可能です。
デザインの自由度が高い
既製テーマを利用する方法から、 企業ブランドに合わせたオリジナルデザインまで 幅広く対応できます。
複数人で更新を分担できる
管理者、編集者、投稿者など ユーザーごとに権限を分けられます。 広報、採用、営業など複数部署で運用する会社にも向いています。
制作会社を変更しやすい
広く利用されているCMSのため、 WordPressを扱える制作会社や制作者を探しやすい点も利点です。 ただし独自仕様が多いサイトでは引き継ぎ難易度が上がります。
自社管理しやすい
ドメイン、サーバー、WordPress、 データを自社名義で管理しておけば、 特定のホームページ制作サービスだけに依存しにくい運用が可能です。
会社HPでWordPressを選ぶ価値は、 初期制作費だけでは判断できません。 公開後に自社でページを追加し、 検索流入、問い合わせ、採用などに合わせて 改善を続けられることに大きな意味があります。
WordPressで会社HPを作るデメリット・注意点
自由度が高い反面、 サイト管理まで完全にお任せになるサービスとは違い、 維持管理する対象が増えます。
定期的なアップデートが必要
WordPress本体だけでなく、 テーマやプラグインにも更新があります。 長期間放置する前提のホームページには向きません。
セキュリティ管理が必要
管理画面の保護、パスワード、 アップデート、バックアップなど、 公開後も継続的な管理が必要です。
アップデートで不具合が出ることがある
WordPress、テーマ、プラグインの組み合わせによっては、 更新後に表示や機能へ影響が出る場合があります。 バックアップや検証環境が重要です。
プラグインを増やしすぎやすい
簡単に機能を追加できる反面、 必要以上に導入すると管理対象が増え、 表示速度や互換性の問題につながることがあります。
ある程度のWeb知識が必要
ドメイン、サーバー、SSL、バックアップ、 CMS、プラグインなど、 運用担当者には最低限理解しておきたい項目があります。
作り方によって品質差が大きい
同じWordPressでも、 情報設計、テーマ、コード、画像最適化、 SEO設定によって完成度は大きく変わります。 WordPressを使うだけで良いサイトになるわけではありません。
独自仕様が強いと引き継ぎにくい
独自テーマや特殊なページビルダー、 制作者独自のコードへ強く依存すると、 WordPressでも制作会社変更が難しくなることがあります。
更新しないサイトでは過剰になる場合がある
数ページだけで、 数年間ほとんど更新せず、 問い合わせ機能も不要というサイトなら、 WordPress以外の方法がシンプルな場合があります。
WordPressはSEOに強い?
「WordPressにすればSEOに強くなる」 という説明は正確ではありません。
WordPressには、 ページや記事を追加しやすく、 タイトル、見出し、URL、 内部リンクなどを管理しやすいという特徴があります。 そのため、 SEO施策を継続しやすいCMS とは言えます。
しかし検索順位は、 WordPressを使っているかだけで決まるものではありません。
検索意図に合った内容、 サイト構造、 ページ同士の内部リンク、 表示速度、 モバイルでの使いやすさ、 信頼できる情報、 継続的な改善などを総合して考える必要があります。
WordPressの価値は、 SEOを自動で成功させることではなく、 サービスページや記事を追加し、 既存ページを改善しながら 検索ニーズへ対応し続けやすいことにあります。
WordPress本体は無料でも、会社HPは無料ではない
WordPressはオープンソースですが、 企業ホームページを運営するには 周辺費用と制作・運用コストを考える必要があります。
ドメイン
会社HPのURLです。 法人では自社名義で契約・管理しておくことが重要です。
レンタルサーバー
WordPress本体、画像、データベースなどを 設置するサーバーが必要です。
テーマ・デザイン
無料テーマを利用する場合もあれば、 有料テーマやオリジナルデザインを採用する場合もあります。
制作・開発費
ページ設計、デザイン、コーディング、 フォーム、CMS設定などを外注する場合に発生します。
原稿・写真
ライティング、撮影、図解などを依頼すれば 別途制作費がかかる場合があります。
保守・運用
バックアップ、アップデート、 障害対応、更新代行などを依頼する場合は 月額費用が発生することがあります。
初期費用が低くても、 毎月の保守費や更新費が高ければ総額は変わります。 反対に初期制作費が高くても、 自社更新できる仕組みなら公開後の外注費を抑えられることがあります。
WordPress・HTML・ホームページ作成サービスを比較
どれが優れているかではなく、 会社の運用方法に合うものを選ぶことが重要です。
| 比較項目 | WordPress | HTML中心のサイト | ホームページ作成サービス |
|---|---|---|---|
| 自社更新 | しやすい | 仕組みがなければ難しい | しやすい |
| ページ追加 | しやすい | 制作知識が必要になりやすい | サービスの範囲内で可能 |
| カスタマイズ | 高い | 高い | サービス仕様の制約を受ける |
| 機能拡張 | 幅広い | 個別開発が中心 | 提供機能・連携機能に依存 |
| サーバー管理 | 必要 | 必要 | サービス側が管理する場合が多い |
| CMS更新 | 必要 | CMSを使わなければ不要 | サービス側が管理する場合が多い |
| 制作会社変更 | 比較的選択肢が多い | 仕様次第 | 別サービス移行時に再構築が必要になる場合あり |
| 向いているケース | 継続更新・SEO・拡張 | 更新が少ない・特殊開発 | 簡単に自社運用したい |
WordPressが向いている会社・他の方法も検討したい会社
WordPressが向いている会社
他の方法も比較したい会社
現在5ページしか必要なくても、 今後、事例、採用情報、コラム、 新サービス、店舗などを増やす予定なら WordPressを選ぶ意味があります。
逆に、 数年間ほとんど内容を変えないのであれば、 CMSを持たないシンプルな構成も比較対象になります。
WordPressで会社HPを作る前に確認したい8項目
誰が更新するか
経営者、広報、営業、事務など、 公開後の担当者を先に決めます。
何を更新するか
お知らせ、事例、採用、コラムなど 自社更新したい範囲を決めます。
ドメインの契約者
制作会社任せにせず、 誰が所有・管理するのか確認します。
サーバーの契約者
契約名義、ログイン情報、 更新費用を確認します。
有料テーマ・プラグイン
ライセンスの契約者と、 制作会社変更後も使えるか確認します。
バックアップ
頻度、保存先、 復元できる担当者まで確認します。
保守範囲
WordPress・テーマ・プラグインの更新を 誰が担当するか明確にします。
引き継ぎ条件
サイトデータ、管理者権限、 ドメイン、サーバーを 将来引き継げる状態にします。
ホームページ制作を検討している方へ
WordPressの会社ホームページでよくある質問
会社ホームページはWordPressで作るべきですか?
WordPressならホームページを無料で作れますか?
WordPressはSEOに強いですか?
WordPressはセキュリティが弱いですか?
WordPressは自社で更新できますか?
WordPressなら制作会社を変更できますか?
WordPressの保守は必要ですか?
WordPressを選ぶなら「作った後」まで考える
WordPressは、 自社更新、ページ追加、SEO、機能拡張などを行いやすく、 公開後も会社ホームページを育てたい企業に適したCMSです。
一方で、 アップデート、セキュリティ、 バックアップ、プラグイン管理など、 公開後も継続して対応する必要があります。
したがって会社HPを作るときは、 「WordPressが有名だから」 「制作会社に勧められたから」 だけで決めるのではなく、 更新頻度、社内担当者、将来の拡張、 SEO、保守体制まで含めて判断する ことが重要です。
制作会社へ依頼する場合も、 WordPressを使うかどうかだけでなく、 「どこまで自社更新できるか」 「保守は誰が行うか」 「将来ほかの制作会社へ引き継げるか」 まで確認しておきましょう。
WordPressにするべきか、
制作方法から相談できます
会社の目的、更新頻度、SEO、 ページ数、運用体制を確認しながら、 WordPressが本当に合うかを含めて ホームページの構成を検討できます。
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