結局コスパはどっち?あくまで個人的な見解ですが生涯コストの観点から見た『賃貸 VS 持ち家』に決着を付けました。どちらもメリット・デメリットがあります。あなたのライフスタイルに合わせた最良の選択をしましょう。また記事の最後あたりのリンクから誰でも無料シュミレーションも可能です。
結論、私が出した「コスパはどっち?」の答えは持ち家です。
妻子を持つ兼業ブロガー、新築一戸建てを購入し田舎ライフを満喫しています。住宅や暮らしに関すること。資産運用、転職経験など発信しています。お役立て頂けると幸いです。
目次
年齢はとても重要
年齢が若いほうが住宅ローンの返済を人生の中で早い時期に完済することができ、老後に備えたライフプランを設計しやすくなります。老後年金暮らしとなっても家賃が掛からないため趣味や旅行などにお金を使えるかもしれません。
年齢別に見ていきましょう
前提条件:35年ローンを組んだ場合
65歳の退職後、大幅に収入が下がるにも関わらず10年も住宅ローンを支払い続けなければならず、アルバイトなど老後も何かしら一定の収入を確保する必要がありそうです。収入が無くなる期間は年金だけで足りるかどうか考える必要がありますね。
超高齢社会と言われる日本、今後も定年退職年齢は伸びると予想されますが現状の退職年齢までには完済でき退職金が入ればゆとりのある老後が送れそうです。
40歳で住宅ローンを組んだとしても充分な繰り上げ返済を行えば「75歳まで住宅ローンを支払わなければならない」といったケースは回避できるでしょう。ちなみに繰り上げ返済でおすすめの返済方法は利息軽減効果の大きい「期間短縮型」になります。
教育費について
子育て世帯は教育費についても充分に吟味する必要があります。
・公立なのか市立なのかで教育費は大きく変わってきます。小中高公立で平均1500万円、小中高市立で4000万円を超えます。
住宅ローン減税・すまいの給付金
住宅を購入すると2つの恩恵が受けれます。
広く知られている「住宅ローン減税」、一定の一時金が受け取れる「すまいの給付金」があります。
住宅ローン減税とは
毎年年末時点の住宅ローン借り入れ残高の1%を返金する制度です。
住宅ローン借り入れ額の1%は年間の所得税、住民税納税額を上限に最大40万円を控除します。その方のご年収やその年の借入総額によって異なってきますが40万円満額が返ってくることはほぼありませんのでご注意ください。その理由は所得税と住民税からの控除となるためです。平均年収から言うとだいたい20万円〜30万円となるでしょう。
所得税控除は一括で指定の銀行口座へ振り込まれますが、住民税の控除は毎月のお給料の住民税から引かれます。一気にまとめて20〜30万円を受け取る事はできませんのでご注意ください。
ここで言う所、つまり手取りが増えます!魅力的ですよね。私たち消費者にとってかなり有利な制度になっております。
すまいの給付金
こちらもご年収により異なりますが最大50万円が一時金として受け取れます。お庭づくりや家具の買い替えなど利用使途は自由です。
給付を受け取るには一定の要件を満たす必要があります。少し要件も多くて複雑ですがせっかく頂けるものですからしっかり準備しましょう。
主な要件
・住宅の居住者:住民票において、取得した住宅への居住が確認できる者
・収入が一定以下の者[8%時]収入額の目安が510万円以下[10%時]収入額の目安が775万円以下
・(住宅ローンを利用しない場合のみ)年齢が50才以上の者
・床面積が50㎠以上
詳しい内容は以下のリンクからご確認ください。すまいの給付金事務局
賃貸と持ち家の生涯かかるお金(コスパ)を比較
永遠の話題、賃貸VS持ち家
どちらにもメリット、デメリットあり一概には言えないのですが今回は「コスパ」にフォーカスし私は持ち家を選びました。
ここでそれぞれのメリットとデメリットをご紹介
ライフプランをシュミレーションしてみる
無料でライフシュミレーションが可能なコチラのサイトで「賃貸・持ち家」どちらがお得なのか試算していきます。細かな設定は出来ないためあくまで参考程度にしてください。
試算結果はコチラ!
子供の教育費のピークには貯蓄が中々増えない時期もありますが60歳退職金で貯蓄は大きく増え65歳住宅ローンも完済し貯蓄は増え続け老後でも余裕のある暮らしができそうですね。60歳時点で充分な貯蓄があれば残りのローンを繰り上げ返済(一括返済)もできそうですね。
色々なパターンを試してアナタにあったライフプランを見つけてましょう。
では全く同じ条件で賃貸物件を見ていきましょう。
問題ないように思いますが注目して頂きたいのは貯蓄額
退職金が入り貯蓄額は大きく伸びますが、その後減少傾向にあります。現役時代は貯蓄があるからと使いすぎないようにしっかり管理する必要があります。ただ、目の前にお金があると使ってしまうのが人間の性。相当に強い意志がないといけませんね
またこのご時世、退職金カットなんてあればひとたまりもありません。
持ち家の場合は現役時代には子供の養育費や住宅ローン支払いや固定資産税や保険で厳しい状態が続きますが、住宅ローン終了後は支払いが大きく減り貯蓄額は増加に転じます。これなら万一退職金0でも大丈夫そうですよね?今後、必要になる住宅修繕費にも耐えられると言えそうです。
住宅ローンを完済すると毎月の負担は大きく減り、老後生活のゆとりへと繋がります。可愛い孫ができたら色々とやってあげたいですね。
まとめ
以上の理由で私は一戸建て購入を決意しました。ただこの試算は住む地域やご年収、生活スタイルによって大きく異なってしまいます。
人生における第一優先を決め、慎重に考え大胆に行動する事が大切なのかもしれませんね。
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