私は壮絶なブラック企業から大企業へ転職できました。
約1年間想像を絶するブラック企業に勤めました。
当時は本当に肉体的にも精神的にもどん底まで追い込まれ思い返せば正常な思考能力すらなかったと思います。
そんな私でしたが諦めず行動し続けた事で大企業に転職でき、今では妻子を持つ父親に!新築一戸建ても購入することができました。
この記事を読んでブラック企業の過酷な環境でも転職のヒントになってくれると嬉しいです。
残業代未払い、月休み2日など。
本当にお金もない、時間もない状況でした。
目次
私の置かれていた状況
2013年新卒で入った会社を2016年で退職し、当時26歳で某自動車関連機械商社の法人営業として転職。
営業の楽しさを学び「新たな挑戦」をしました。
この会社は中小企業ながら全国に営業所を持ち、売り上げは毎年黒字。
この会社に入れば年収が上がるため期待とやる気に満ち溢れていたのを覚えています。
地方の営業所へ配属され所長1名、私含めた営業マン5名、事務員さん1名の小さな営業所でした。
過酷なタイムスケジュール
タイムスケジュール例
7:00 出社
7:05 営業所の掃除。フロアやトイレ掃除(新人は所長より先に出社し必ず1人で掃除をする風習)
7:25 カタログを見て取り扱い商品の勉強。
7:30 問題児の所長が不機嫌に出社。(俺は寝不足だの、新人はカタログ見てるだけで給料もらってよー!など散々言ってましたね、採用面接の時は物凄く穏やかだったんですがね汗)
8:00 先輩たちが出社、所長は不機嫌継続。(ちょっと来い!ガミガミー!みたいな感じです)
9:00 所長、外出。(行き先の共有なし→お昼過ぎに戻ってきたら髪の毛がサッパリ)
9:05-16:00 外回り営業や現場の進捗確認、見積もり作成など
17:00 所長帰社、重要な取引先の納期を忘れてた→俺の代わりに誰か謝りに行きながら今日中に設置工事してこい→所長退社。
17:30-翌6:00 営業メンバー全員で設置工事(残業代支給はありませんでした)
翌7:00 出社
もちろん毎日ではありませんがこういった日は当たり前でした。
会社としては土日祝休みでしたが、まともに休めた記憶はありません。平日は営業、土日は工事現場監督です笑
現場はとまりませんからね(汗)もちろん休日手当はおろか、残業代すら一切でません、営業会議では胸ぐらを掴まれ怒号を浴びせられている社員もいましたね。
上司に抗議などできる雰囲気ではありません。
こういった日々を送っていました。まさにブラック!
こんな環境から早く抜け出したくて良いところに転職しよう!と心に決めていました。
そのために就活に備え「ブラックだから辞めました」よりも
「ブラックでしたが営業でたくさん結果残しました!」
の方がよっぽど武器になると確信しました。
そこでブラックな環境でどのようにメンタルを保ち、大企業へ転職できたのか。
私が実際に実行したことをまとめてみました。
ポイント
・どんなにカオスな環境でも仕事はしっかりやる
・パワハラ上司の発言を聞き流す力
・目的達成(転職成功)をイメージしながらモチベーションを保つ
・【重要】大量に放たれる各種ハラスメントの証拠どり
・意識してとことんストレス発散する
・「退職願」ではなくいきなり「退職届」を提出する
詳しく説明していきます。
どんなにカオスな環境でも仕事はしっかりやる
やるべきことはしっかりやる!
ブラックだからと仕事をいいかげにやっていては自分の為になりません。
今の環境を乗り越えられたら自分は大成するんだ!どこの会社へ行っても上手くやってやる!と自己暗示をかけ自分を振るい立たせましょう。
パワハラ上司の発言を聞き流す力
ブラック上司の言うことは、一般常識からかけ離れている事が多いので聞かなくて大丈夫です笑
ただし、今後の関係構築のためにも「私は聞いているぞ」という姿勢だけは見せてください。
基本パワハラ上司は部下が恐れおののく姿が見たい、とか自分が常に優位に立ちたいという自己顕示欲のカタマリです。
可能な限り「無感情」である事をおすすめします。
「離れすぎず、近寄りすぎず、敵対せず、仲良しにならず」で微妙な距離感を保つ事です。
もし自分が仕事で分からないことがあったらすぐに聞ける関係だけど毎週飲みやご飯行ったりはしない。そうすることでパワハラ上司の喜怒哀楽のベクトルが一番最初に自分に向く確率が下がるため自分のペースを作りやすくなります。
どんな環境でも役立つ立ち振る舞いなのでオススメですよ。
自分はできると思い込む。転職成功をイメージしながらモチベーションを保つ
転職成功をイメージしモチベーションを保つ。自分は何でもできると思い込むことが大事だと思います。
ときに思い込みはネガティブに捉えられがちですが、自分を信じ通すことで想像以上のやる気を引き出してくれます。
他にも思い込みは周りの人間を巻き込めるというメリットもあります。
例えば会議でこれはこうだ!と自信満々に押し通す人の意見はなんだか納得してしまいませんか?思い返せば話の筋が通ってないのに周囲から高く評価されていたりしますよね。思い込む強気な姿勢はとても大切なマインドです。
自己防衛のためハラスメントは証拠を抑える
私は自己防衛のためスマホのボイスメモでパワハラ発言を録音したりしてました。
証拠を抑えているという安心感からパワハラを受けている最中でも不思議とストレスが半減しました。
謎の安心感がありますのでホントにおすすめです。
後ろ盾があると人は強気になれるものです。その日から肩の力が抜けるのを実感しましたよ。
意識してとことんストレス発散する
ブラックな環境にいるとまず休みが取れない、休みの日は疲れ切って一日中眠っていたい、そう思われるのも無理ありません。
しかしそれでも体にムチ打って無理してでもトコトン遊んでください!
友人とカラオケ行ったり、お酒を飲んだり、趣味を楽しんだり、とにかくなんでもいいので自分の好きなことだけをやる日を作る事。
ずっと仕事モードのままで休みが明け、また仕事の日々になってしまいます。
必ず気持ちの切り替えをしてください。
体の疲れは100%取れなくても、心が元気でいる事を優先していました。
「退職願」ではなく「退職届」を提出する
最後の難関は退職です。
社会一般常識に照らし合わせば、
退職願を届け出たのち業務調整を行い退職日を上司と相談し退職届を提出するのが常識ですが、そもそも常識を守らないブラック企業に守る常識など存在しません!
いきなり退職届を強気で出しましょう。
法的には全く問題ありません。もし心配であれば「多くの会社は退職の1ヶ月前までに申し出る」ことが就業規則などに書いてありますので念のため確認しても良いでしょう!
とても勇気がいることですがこれができたアナタは今後どんな困難にも立ち向かえるはずです。
「退職願」を出してしまった事で長期間に渡り引き留められると大切な時間を無駄してしまいます。スパッと即辞める事が重要です。
それでも気が引けてしまう方は「転職代行サービス」も選択肢のひとつです。
自分にあった最適な方法を選びましょう。
下にリンクを貼っておきますね。
東京都労働委員会の認定法人なので安心できますし年中無休・全国対応とありがたいサービスですね。
まとめ ブラック企業には強気で!
労働環境は千差万別と言えどブラック企業は悪です。
身も心もあなたの大切な時間をも奪っていきます。
しかし、ブラックで培われた強靭なメンタルは次の企業へ売り込めます。
私は大企業へ転職することができ今は幸せです。次はアナタの番
選択肢は2つ。「止まるか動くか」強気でいこう!
私は転職活動を始める際、1日で一気に5社の転職サイトに登録しました。転職サイトによって特徴がありますのでより良い条件を見つけ、より多くの情報に触れてください。
行動は裏切りません。頑張るアナタを応援します!アナタは負けません!ワタシは味方ですよ!
最後に改めてまとめです。
まとめ
・どんなにカオスな環境でも仕事はしっかりやる
・パワハラ上司の発言を聞き流す力
・目的達成(転職成功)をイメージしながらモチベーションを保つ
・【重要】大量に放たれる各種ハラスメントの証拠どり
・意識してとことんストレス発散する
・「退職願」ではなくいきなり「退職届」を提出する
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